健康とからだ(予防接種)

子どもの予防接種について

予防接種とは、ワクチンを接種して、免疫(感染症に対する抵抗力)をつくることをいいます。赤ちゃんはお母さんから免疫をもらっていますが、発育とともに自然に失われていきます。そのため、予防接種により免疫をつくり、感染症を予防することが重要です。
十津川村では、予防接種法に基づいて定期の予防接種を実施しています。子どもは発育とともに外出の機会が多くなり、感染症にかかる可能性が高くなりますので、特に保育園など集団生活に入る前に、できるだけ予防接種で免疫をつけましょう。

定期予防接種(原則無料)

定期予防接種は、対象となる疾病にかかりやすい時期を考慮して接種対象者が決められており、接種対象者(保護者)は予防接種を受けるよう努力する義務があります。対象者の接種費用は原則無料です。

予診票

定期予防接種を受けるには、予診票が必要です。赤ちゃん訪問時にお渡ししている予診票と母子手帳を一緒に医療機関に持参して下さい。(村外の医療機関の場合は承認書も必要です。)
転入や紛失等で予診票がない場合は、住民課までお電話いただければ発行いたします。
なお、予防接種は市町村により実施されておりますので、十津川村から転出した場合は十津川村の予診票は使用できません。転出後の予防接種の受け方については、転出先の市町村にお問合せ下さい。

スケジュール

赤ちゃん訪問時にお渡ししたスケジュールを参考に予防接種を行って下さい。予防接種はすべて個別接種となっております。

■委託医療機関について

村内の医療機関

事前に各自で下記の委託医療機関に予約してください。

定期予防接種の種類 中川医院
0746-64-0011
小原診療所
0746-63-0040
上野地診療所
0746-68-0207
BCG
ヒブ ×
小児用肺炎球菌 ×
B型肝炎 ×
4種混合 ×
麻しん風しん ×
水痘 ×
日本脳炎 ×
2種混合 ×
子宮頸がん ×

村外の医療機関

承認書が必要ですので、必ず事前に住民課まで申し出て下さい。接種毎に承認書は必要です。
(発行に1週間程度かかります。)

定期予防接種の種類 南奈良総合医療センター
(奈良県大淀町)
0747-54-5000
すずきこどもクリニック
(和歌山県新宮市)
0735-28-0111
ほんぐうクリニック
(和歌山県田辺市)
0735-42-8880
橋本市民病院小児科外来
(和歌山県橋本市)
0736-37-1200
BCG
ヒブ
小児用肺炎球菌
B型肝炎
4種混合
麻しん風しん
水痘
日本脳炎
2種混合
子宮頸がん ×

■定期予防接種一覧

ヒブ(インフルエンザ菌b型) ヒブ感染症(特に細菌性髄膜炎・喉頭蓋炎) 生後2カ月~(4回:初回3回、追加1回)※接種する月齢によって回数が異なります。
小児用肺炎球菌 小児の肺炎球菌感染症(細菌性髄膜炎・肺炎など) 生後2カ月~(4回:初回3回、追加1回)※接種する月齢によって回数が異なります。
B型肝炎 B型肝炎 生後2カ月~(3回)
DPT-IPV(四種混合) ジフテリア・百日ぜき・破傷風・ポリオ(小児まひ、急性灰白髄炎) 生後3ヶ月~(4回:初回3回、追加1回)
BCG 結核 生後5~8ヶ月未満(1回)
麻しん風しん混合 麻しん(はしか)・風しん 1歳の誕生日を迎えたらすぐ(2回:1期1回、2期1回)
みずぼうそう(水痘) みずぼうそう(水痘) 1歳の誕生日を迎えたらすぐ(2回:初回1回、追加1回)
日本脳炎 日本脳炎 3歳(1期3回:初回2回、追加1回)(2期1回:9歳で4回目)
DT(二種混合) ジフテリア・破傷風 11歳(1回:DPT、DPT-IPVの追加として)

任意予防接種

任意予防接種は、医師と相談の上、接種者や保護者の判断により接種するもので、接種費用は自己負担となります。主な任意の予防接種の種類と、接種時期などは下表のとおりです。
また、定期予防接種の対象となるワクチンを接種対象者以外が接種する場合は、任意予防接種となります。

ワクチンの種類 接種対象者 接種回数
ロタウイルス※ワクチンは2種類あります ①生後6週から24週まで 4週以上あけて2回
②生後6週から32週まで 4週以上あけて3回
おたふくかぜ 1歳以上 2回(推奨)
季節性インフルエンザ 生後6ヶ月以上 ①生後6ヶ月~13歳未満:2回
②13歳以上:1回

インフルエンザ予防接種費用の一部助成

子ども(中学3年生まで)の方を対象にインフルエンザ予防接種費用の一部を助成しています。
ただし村内の診療所で接種する場合に限ります。

  • 1回接種が必要な方:自己負担(窓口払い)1,000円
  • 2回接種が必要な方:自己負担(窓口払い)各1,000円(合計2,000円)